11月龍ケ崎市市民活動センター円卓会議

今月は市民団体のリーダー7人、流通経済大学資料館学芸員1名、市議会議員1名そしてセンター長(市民活動センタ)の計10名が参加。

議題は特にありませんでしたが、12月2日(土)開催の牛久沼花火大会の話題と、龍ケ崎市街地のまちなか再生の話題で活発な意見交換が行われました。

牛久沼の花火大会は龍ケ崎市の水辺公園で行われるのに、牛久市の駅前や牛久市の商店会の方が盛り上がっている。行政の枠組みを超えて盛り上がる花火大会であるが、もう少し龍ケ崎の企業からも支援が欲しいといった意見がありました。牛久沼に関連して、ダイヤモンド富士が11月27-28日見頃を向かえるので、円卓メンバーの有志で見に行くことになりました。

まちなか再生に関しては、良いものはたくさんあるが、核となるものが欲しい。そして、観光誘致をするためには大型バスが停められる駐車場が欲しい、といった意見が出ました。

そのほか、龍ケ崎出身の偉人木村安兵衛や晩年を龍ケ崎で過ごした白井喬二についての話題もありました。

最後は11月26日(日)市民活動センター主催「SDGs活動事例発表&交流会」の案内をして会議を締めくくりました。

この会議は毎月行われています。興味ある方は市民活動センターにお問合せください。

まちづくり講座のご報告

テーマは「矢中家住宅(矢中の杜)の保存活用~“矢中の杜”の守り人の活動紹介~」

つくば市北条の重要文化財「旧矢中家住宅(矢中の杜)」の保存活用に取り組んでおられる、NPO法人“矢中の杜”の守り人の事務局長、中村泰子氏を市民活動センターにお招きし、私たち龍ケ崎市民の様々な活動に、とても参考になるお話をしていただきました。

主催、龍ケ崎市市民活動センター、比較住宅都市研究会、NPO龍ケ崎建物保存会

参加者はスタッフを含め18名及びネット参加者4名。特に伝統的建造物の保存活用に関心のある方が多かったです。

お話の主な内容は次の通りです。

旧矢中家住宅は矢中龍次郎が建てた実験的和風建築

矢中龍次郎はつくば市北条出身の発明家で、株式会社マノールの創業者

所有者が代わったのがNPO法人“矢中の杜”の守り人の活動の切っ掛だった

活動を長く続けるためには無理のない活動と計画が必要

地域との連携、筑波高校との連携が大切

邸内公開は有料で「邸宅維持修繕協力金」と名付ている

守り人会員の構成は現役世代が多い

HPの更新は週2回必ず行い、出来るだけ若い会員に任せる

工事記録を取ることが重要

誰でも参加で来る工夫をする

重要文化財になるまでの経緯について

以上の通り、とても1時間では話しきれない内容ですが、事例を交えて要領よくお話いただきました。

その後、質疑応答が1時間。大変盛り上がりました。

そして4時から会場をカノン(龍ケ崎観音となり)に移し希望者だけで交流会。中村氏を囲みざっくばらんなお話が出来ました。