市民団体活動紹介シリーズ 22 

サザンカ 2023年7月号

一貫張り(一閑張りとも書く)とは竹かごや木箱等をベースに、和紙を張り重ねて作る工芸品です。最後に柿渋や漆で防水加工したり、色付き和紙や友禅などの布地を貼って華やかに仕上げたりと手が込んでいますが、美術品と言うよりは生活に密着した什器にあたります。

「サザンカ」は一貫張りを楽しむサークルです。

糊づくりから始まり手間のかかる作業ですが、皆さん楽しんでいました。残念ながら現在は新会員募集していないそうですが、伝統工芸にふれる機会があるのは素敵ですね。

和紙は切り口の繊維が出るように鋏を使わず手で切ると、貼ったときに紙の継ぎ目が目立たなくなります

仕上がりを美しくするため、紙は内側→外側の順で貼っていきます