市民団体紹介シ リーズ 1

美しい花園の作り手たち「小貝川・花とふれあいの輪」2021年9月号

常磐線に乗って小貝川を眺めていると、突然、色鮮やかな花壇が目に飛び込んで来ます。
この花壇は誰が作っているのかな?と気になります。市民団体の活動を紹介するシリーズの第1回目は小貝川を望む「花と風の丘」を花で演出している方々をご紹介します。
今から25年前の平成8年に小貝川沿いの景色のいいところがガレキの山だったのを市民が力を合わせて綺麗にして花を植え始め、憩いの場所に変えてきました。
「小貝川・花とふれあいの輪」では400坪の広大な敷地を市を通して国から借りて、美しい花壇を整備してきました。
現在、登録会員は20人、手入れに来てくれるメンバーは13~14人です。平均年齢は74歳と高齢ですが、真夏でも朝、8時に集まり、花植え、花壇の草取り・草刈りを黙々とこなしていきます。
みかん色や黄色の鮮やかなマリーゴールド、涼し気なブルーサルビアなど色とりどりの花はメンバーが種から育てたものだと聞いて、びっくり。作業の合間、藤棚の日陰で飲料水を補給する一時は身も心も蘇ります。
今、会で1番の関心事はどうやって会員を増やしていくかです。汗をかきながらも、綺麗な花壇をみんなで手入れしていくのはとっても楽しいこと。この楽しい花づくり作業をどうやったら人様に伝えていけるのでしょうか?
花づくりの楽しさを感じてもらう機会を市や活動センターと協働で実現できたらいいねと話し合いました!