市民団体活動紹介シリーズ 11 

NPO法人あけぼの元気ネット 2022年7月号

若柴町のNPO法人あけぼの元気ネットを訪問し、代表理事の洞澤弘敏さんから活動についてお話を聞かせていただきました。「現在の活動の中心はサロンです」とのこと。
サロンとは「高齢者ふれあいサロン」のことで、全国社会福祉協議会が中心となり、高齢者がいきいきと暮らすための地域の活動の場として「高齢者ふれあいサロン事業」が全国的に展開されています。龍ケ崎市においても健康づくり推進部 健幸長寿課が「龍ケ崎市高齢者地域ふれあいサロン活動支援事業」を推進しています。
4年前、市の呼びかけに応じてNPO法人あけぼの元気ネットはこの福祉事業に参入し「あけぼの若柴サロン」と「あけぼの松葉サロン」を開設したとのこと。松葉サロンは不定期ですが、若柴サロンは毎週水曜日午後2時から4時まで必ず開催し、コロナ禍でもまん延防止策を講じ休業したことはないそうです。
若柴町や松葉、佐貫方面から毎水曜日7、8人の仲間が自転車に乗って来られるとのことで、6月15日(水)2時、あけぼの元気ネット会議スペースで行われる若柴サロンの取材に改めて訪問しました。
10人ほどが座れるテーブルにはお茶とお菓子が配られていて、順次席が埋まっていきました。本日の参加者は7名で、誰ともなく雑談が始まりました。そして4時になっても話は尽きず、予定時刻より少し延長となりました。洞澤さんは決してこの場を仕切るということではなく、あくまでも世話役に徹して楽しい雰囲気づくりを心掛けているそうです。
「参加は高齢者なら誰でもOK、会費も取らない自由参加だよ」と、洞澤さん。「市から毎年3万円の補助があるが、現在は収益事業をやっていないので、参加者にお茶とお菓子を配っているので全然足りない」と、嘆かれました。
NPO法人あけぼの元気ネットは「豊かな地域づくりと福祉の増進に寄与すること」をモットーに次の事業も行っています。住居の修繕、庭の手入れ、外出のつきそい、話し相手、困りごと相談などの福祉事業と各種イベントのミニトレイン設営といった、まちづくり事業を行っています。

お問合せ TEL 0297-66-1641
代表理事洞澤様
NPO法人あけぼの元気ネット
ウェブサイト
https://akebonogenki.net/