テーマは「矢中家住宅(矢中の杜)の保存活用~“矢中の杜”の守り人の活動紹介~」
つくば市北条の重要文化財「旧矢中家住宅(矢中の杜)」の保存活用に取り組んでおられる、NPO法人“矢中の杜”の守り人の事務局長、中村泰子氏を市民活動センターにお招きし、私たち龍ケ崎市民の様々な活動に、とても参考になるお話をしていただきました。
主催、龍ケ崎市市民活動センター、比較住宅都市研究会、NPO龍ケ崎建物保存会
参加者はスタッフを含め18名及びネット参加者4名。特に伝統的建造物の保存活用に関心のある方が多かったです。
お話の主な内容は次の通りです。
旧矢中家住宅は矢中龍次郎が建てた実験的和風建築
矢中龍次郎はつくば市北条出身の発明家で、株式会社マノールの創業者
所有者が代わったのがNPO法人“矢中の杜”の守り人の活動の切っ掛だった
活動を長く続けるためには無理のない活動と計画が必要
地域との連携、筑波高校との連携が大切
邸内公開は有料で「邸宅維持修繕協力金」と名付ている
守り人会員の構成は現役世代が多い
HPの更新は週2回必ず行い、出来るだけ若い会員に任せる
工事記録を取ることが重要
誰でも参加で来る工夫をする
重要文化財になるまでの経緯について
以上の通り、とても1時間では話しきれない内容ですが、事例を交えて要領よくお話いただきました。
その後、質疑応答が1時間。大変盛り上がりました。
そして4時から会場をカノン(龍ケ崎観音となり)に移し希望者だけで交流会。中村氏を囲みざっくばらんなお話が出来ました。